廻栖野うずめは二年十組に在籍する女子高生。箱庭学園の美化委員の委員長として活動している。初登場は黒神めだかによるオリエンテーション「宝探し」において最終関門で、パンプキンの被り物にマントと魔女然とした姿で現れた。
十二町の本に対する記憶力や上無津呂のような卓越した身体能力のような常人離れした能力者の多い委員長連合の中では特別な能力を何一つ出していない委員長。
廻栖野うずめの課題
最終関門として行った試験の内容は自分の空想した架空の生物であるケルベロスを倒すこと。見えない敵を倒すという課題に後出しジャンケンのように次々と設定を追加する廻栖野うずめの課題は難関として立ち塞がった。
ただし彼女の後付けの設定は一応理に適っているもので、試験をクリアするには彼女に反論を許さぬ方法でケルベロスを倒す必要があった。
これは何一つ特殊な能力を持たない彼女が彼等を試すために行っていたもので根っからの中二病と言う訳ではない。しかし結局は反論さえ通じないそれ以上の妄想を振り回す与次郎次葉に振り回される形で課題を突破される。
普段の性格
普段は善良な性格らしく、「宝探し」における空想設定はあくまであの場でのノリだったらしい。普段はロングヘアーの似合う普通の女子高生で、「赤黒七並べ」の際にはクレバーな面も覗かせている。
ただし魔女のとんがり帽子は日ごろからしているらしく、「宝探し」の後もとんがり帽子を被っている。また箱庭学園ではファッションリーダーとして名を馳せており、黒神めだかにすら憧れの目で見られているらしい。