雲仙冥利(うんぜん みょうり)

雲仙冥利は弱冠9歳で箱庭学園に飛び級で入学した白髪の少年で、年齢は現在10歳で二年十三組所属。通称「モンスターチャイルド」。校内の風紀を取り締まる風紀委員の委員長として活動しており、校内の迷惑行為に対しては「血の粛清」と呼ばれる程強烈な鎮圧を行う。

めだかの「上から目線性善説」の対局とも言うべき「見下し性悪説」を根底に持っており大嫌いな人間に正義の鉄槌を下すために風紀委員として活動している。

雲仙冥利の初登場時はオーケストラ部に騒音苦情が殺到していたため部員を全員半殺しにし、風紀委員である鬼束からも「やりすぎ」と思われた程。

しかし誰彼かまわず粛清するという訳ではなくルールを破った人間のみ粛清するという分別は持っている。実際に不知火が雲仙冥利の邪魔をしたときも校則は破っていないため攻撃せず足止めされている。

能力

異常(アブノーマル)が揃う十三組所属の中では最後まで能力名が出なかったが、尋常ならざる頭脳を持ちスーパーボールや火薬など様々な道具を自在に操り戦う。

その力で生徒会室を爆破したがその際にめだかの逆鱗に触れ、乱神モードのめだかとの戦いで敗れ去る。このときの敗北と怪我がめだかをフラスコ計画に関わらせる切っ掛けとなってしまった。

生徒会との対決以降、若干性格も丸くなり生徒会に姉である雲仙冥加が敵討ちをしようとしている際には忠告をしている。

また、「フラスコ計画」を阻止しようとした生徒会が学園地下でピンチに陥った際には駆けつけており、馴れ合いはしないものの生徒会とは良好な関係を築いている。

武器

対人兵器「超躍弾(スーパーボール)」

武器になるほどの硬度を持つ改造スーパーボール。1個あたり定価120万円と超高額だが戦闘では惜しむことなく乱打している。

炸裂弾「灰かぶり(シンデレラ)」

箱庭学園の老朽化した壁程度なら1発で破壊できるほどの威力を持つ火薬玉。

風紀委員会特服「白虎(スノーホワイト)」

ダンプに撥ねられても平気な耐圧繊維で縫製された防護服。めだかいわく「つまり三発までなら大丈夫ということだよな。私が本気で殴っても!!」。重くて動きづらいのが難点。定価は8750万円と老後の生活が心配ないくらいのお値段。

鋼毛玉(ストリングボール)「アリアドネ」

白虎を縫製しているものと同じ糸で作られており1本で5tの重量を吊り上げられる。一度使ったら巻き取れないため二度と使えない最後の切り札。

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