安心院なじみが最強すぎる件

安心院なじみは「めだかボックス」の中だけではなく、歴代少年ジャンプに登場するキャラの中でも最強の座を争うほどだろう。何が最強かというと、すべてが桁はずれなのである。

まず、安心院なじみの年齢は3兆4021億9382万2311歳と宇宙が誕生する前から存在している。不老になって、永遠を生きることができるスキル「死延足(デッドロック)」を常に発動しているので容姿はかわいい女子高生だ。

そのルックスを武器に、「裸エプロン」や「手ぶらジーンズ」の企画でエロリズムに働きかけ、読者の心をつかんでいるあたりも最強といえる要因の1つだろう。

膨大なスキルの数

そして、彼女の持っているスキルがまた桁違いだ。
『異常<アブノーマル>が7932兆1354億4152万3222個』と、『過負荷<マイナス>が4925兆9165億2611万0643個』、合わせて『1京2858兆0519億6763万3865個』と想像することが不可能なレベルである。

ちなみに、安心院なじみ自身は『指折り確認《カウントアップ》(自分の持っているスキルの数を数えるスキル)』を持っているためきちんと把握している。

作中では、第143箱にて600個のスキルを一度に使いあっと言う間にバトルを終焉させるシーンが有名だ。

異常や過負荷自体が、超能力的な要素を持っていることが多いのに加えて、これだけのスキルを持ち合わせていれば、不可能なことは存在しないだろう。

しかも、黒神めだかや、人吉善吉達が、二十歳あたりからスキルが使えなくなっていったのに対し、3兆年もの間劣化させず所持しているあたりも別格であるといえる。

しかし、スキルの大部分が考慮不可であり、『他のマンガキャラの○○と戦ったら・・・』と言った話題は嫌煙される。

端末の存在

忘れてはいけないのが「安心院なじみの分身(通称「端末」)」としての悪平等(ぼく)の存在である。世界中に、7億人、人類の10人に1人は安心院なじみの分身であるというのだ。

それぞれに自我があり、意思があり、過去があり、自分がある。安心院なじみは、この7億人の人生を共有している。

しかしこれを使って600人の刺客を放った際は、世界最弱の球磨川が一言しゃべっただけで壊滅させられるというなんとも情けない結果となっている。

精神面

なんでも可能なことを本人も自覚しており、『フラスコ計画は「完全なる人間作り」も「できそうにないこと」だから取り組んでただけ』と発言している。

ただ、フラスコ計画が、完成しそうになると『できないことがなくなった』という理由で自殺を試みるあたり、精神忍耐レベルは高いとされているが、どこか心が弱い部分もあるようだ。

あっさり覆された最強説

人吉がめだかと対立した際はラスボス的なポジションと見られていた(安心院自身も公言していた)ためファンの間でこれだけのチート要素を持つ安心院なじみをどうやって倒すのかが話題となったが、結局一度もめだかと戦うことはなかった。

それどころかその後は仲間となり敵を瞬殺するなど完璧人間のめだかに加え頼もしすぎる味方キャラとなったが、不知火の里では獅子目言彦に輪ゴムで瞬殺されてしまった。

安心院なじみが恐ろしい程に強いことに変わりはないが、このことで「めだかボックス」の中ですら最強でないことが明白になってしまった。

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