却本作り(ブックメーカー)

却本作り(ブックメーカー)は球磨川禊の固有スキルの一つ。球磨川が生まれ持つ本来の過負荷(マイナス)であり、本人いわく「はじまりの過負荷(マイナス)」。自身の弱さを、相手にも与えることが出来る。 これによって相手の肉体、精神、技術、才能、頭脳をすべて自身と同じようにする。初登場は第90話。

却本作り(ブックメーカー)を受けた者はあらゆる肉体・精神・技術・頭脳・才能の全てのレベルを球磨川と同じ弱さにまで引き下げられ、過負荷(マイナス)に落とされてしまう。絶対的に弱くするのではなく、あくまで「球磨川と同じレベルに引き下げる」と言う能力。球磨川の一緒にどこまでも堕ちていきたい願望を投射しているのだろう。

対象に効果をもたらす際には手持ちのイメージで作り出した幻覚の「他人をマイナスにする螺子」が細長く伸び、それを相手に突き刺す必要がある。本人いわく「心を折るための過負荷(マイナス)」であり、痛々しい絵面に反して肉体的ダメージはほぼゼロらしい。ただしこの過負荷を受けた者は髪の毛が白髪になる。

却本作り(ブックメーカー)のデメリット

却本作り(ブックメーカー)を受けた相手を球磨川と同じ過負荷にする能力なので、めだかとのバトルでは球磨川の『強さ』に気付いていためだかの心が折れることはなかった。またその性質上、球磨川が幸せになればなるほどその効力は弱まる。

安心院なじみによれば「唯一、史上唯一悪平等(ノットイコール)たる僕に有効なスキル」と言っており、3年前に彼女をこの能力と大嘘憑き(オールフィクション)で封印している。何兆ものスキルを持っている安心院さんですら封じざるを得なかったというからにはかなりの威力であろう。

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