叶野遂は黒神家に7つ存在する分家の内の1つである叶野家の当主であり、めだかの婚約者候補の中の1人である。スーツ姿に眼鏡をかけた格好をしている女性であり、「~どす」といったようなこてこての京都弁で喋る。
漆黒宴二次会場へと向かっている善吉達を足止めするために南極から亜音速で飛行中である飛行機の翼の上に突如出現した。どのように南極から高速で飛行中の飛行機まで移動してきたのかは不明である。
叶野遂はスタイルを武器として用いて戦う。彼女は「漢字使い」と呼ばれているスタイルを所持しており、常用漢字と同じ数である2136個の漢字を自在に操ることが可能である。自身の舌には「漢」という文字が刻まれている。
言葉(スタイル)
漢字使い
常用漢字の登録数と同じ数の漢字を自由に操ることができるだけであり、操れる漢字全てが常用漢字に属している訳ではない。常用漢字とそうでない漢字合わせて2136個の漢字を操ることが可能である。
使用方法としては、漢字の中身を引いたり足したりして別の意味に変換することと、音読み訓読みなどを自在に操作することの2つに大別される。
例えば、石と皮を組み合わせれば「破」といった漢字になるように石で皮を破ることが可能になったり、傾くという字は「かぶく」と「かたむく」といった読みができるために、傾くことで飛行機自体を傾けたりすることを可能とすることができる。
また、音読み訓読みの他にも意読と誤読までも操れるために、非常に応用範囲が広い。