知られざる英雄(ミスターアンノウン)は箱庭学園第97代生徒会長・日之影空洞の異常性(アブノーマル)。第63箱で初登場する。日之影空洞は常識はずれの巨漢の持ち主だが、彼自身を、知られざる英雄(ミスターアンノウン)により他の人間に記憶&認識させることがない。
彼を認識できないのは影が薄いからという訳ではなく、誰もが目を逸らし忘れたくなるほどの破壊的な強さを持つためだ。日之影空洞の強度は、軍隊並みであり、近接戦闘において最強だ。「反射神経(オートパイロット)」を持っている高千穂やめだかでさえ彼には敵わない。
めだかのスキルのひとつ、動物よけの発展版と考えるとわかりやすい。強すぎる故に忘れたくなってしまう人間的本能に働きかける能力ということだ。恐怖から相手の顔を覚えていない・・・そういった類の能力である。
知られざる学園の英雄
知られざる英雄(ミスターアンノウン)により、任期中は全校生徒はおろか生徒会役員にさえその姿や名前を認識させないまま、学園の平和を守っていた。ただし絶対的な能力ではなく、何かをきっかけに思い出したり、 1人が目視を成功させると他の人間にも見えたりすることもある。
生徒会戦挙を見据えた凶化合宿の最中に、不知火半袖の正喰者(リアルイーター)によって作りかえられ、目視できないほどのスピードのスキル「光化静翔(テーマソング)」になる。
知られざる英雄(ミスターアンノウン)は無くなってしまったため、一般生徒にも日之影空洞は見えるようになり、副会長戦に出場。箱庭学園の生徒達も彼の事を思い出したというエピソードがある。