牛深柄春は三年十三組に在籍する男子生徒。ピアスをした今時の若者風の格好をしており、道路標識である一時停止の看板を手に持っている。普段は登校義務のない十三組であるため登校していないようだが、十三組には三学年合わせて100人以上在籍していると語られている。
雲仙冥利が黒髪めだかとの対決で怪我をし、静養せざるを得なくなったため空いた「フラスコ計画」の空き枠を求めて平戸ロイヤル、直方賢理と共にめだかに襲い掛かった。「フラスコ計画」を取り仕切る「十三組の十三人(サーティーンパーティー)」は参加する見返りとして様々な恩恵や特権を得られるためそれを求めていたようだ。
そんな牛深柄春の趣味はモータースポーツで手に持っている道路標識もこれに関連した能力らしいが、めだかにたった一ページで敗れ去った。牛深柄春曰く道路標識の数だけスキルを持っているそうだが終ぞそれを披露する機会はなかった。
直方賢理とは知り合いのようだが平戸ロイヤルとは知り合いではないようで、当然のように自分たちに混じった平戸ロイヤルを「こいつ誰だ?」と思っていた。
かつての敵として
生徒会戦挙の終盤、会長戦であるめだかと球磨川の対決では平戸ロイヤルやめだかのかつての敵たちと共に牛深柄春も応援に駆け付けている。
折れかけためだかの心を支え発破をかけるために全員で「お前を倒すのはこの俺だ」と叫んでいる。彼等のこの行動が球磨川の心にも変化をもたらし過負荷(マイナス)ばかりだった彼らが前向きになる変化に一役買っている。