三年十三組在籍の「十三組の十三人(サーティーンパーティー)」の一人、験体名は「枯れた樹海(ラストカーペット)」。持っている異常性(アブノーマル)は「殺人衝動」で、相手の能力を相手より使いこなすというめだかの「完成(ジ・エンド)」とは最も相性の悪い異常性と言われている。
初対面のめだかを特に理由がないもの関わらず日本刀で不意打ちするところからも彼の異常性が見て取れる。「フラスコ計画」阻止のために生徒会が地下施設に乗り込んだ際には人吉善吉と対決している。
戦闘能力
宗像形の異常性「殺人衝動」は人を殺したくてたまらなくなり、そのためのあらゆる技術を可能にすると言うもの。しかし宗像形の最も特筆すべき能力は異常性とは関係のない「暗器」スキルだろう。
黒神真黒の見出され引き出されたスキルだが、全身からどこからともなく武器を取り出してくる。どう考えても服の中にはしまい切れない量の武器を取りだしてき、その武器の全重量は500㎏にものぼる。
このため武器を全部使って身軽になった方が強く、実際に身軽になった宗像形は超人的なスピードで移動している。
フラスコ計画の参加理由
そんな宗像形だが本当は自分の以上の危険性に気づき、誰も傷つけたくないため「フラスコ計画」に参加している。誰かと一緒にいたい、と思っていてもその方法が全て「殺人衝動」によって手段が殺人になるため周囲を遠ざけるために危険人物として振る舞っている。
指名手配犯とされているのもその一環で、後に理事長によってその手配書は取り下げてもらっている。
作中での変化
人吉善吉との戦いで負けた後は彼にその本質を見抜かれ友人となった。そのため友達を助ける為と人吉のピンチには度々駆けつけている。
めだかと善吉が対決した際には球磨川と戦い、生まれて初めての殺人を犯すもその行為に失望し「殺人衝動」が消え去った模様。ちなみにめだかの後継者候補の一人である鰐塚処理とは実の兄妹関係にある。
異常性(アブノーマル)
殺人衝動
人を殺したくてたまらなくなる異常性。しかし球磨川を手にかけるまで実際に人を殺したことはなく、また殺す方法をよく知っている反面殺さない方法もよく知っていた。