不知火半袖(しらぬい はんそで)

不知火半袖は箱庭学園理事長不知火袴で人吉の同級生の少女。年齢に比べて幼い風貌だが見た目にそぐわぬほどの大食漢で常に食べ物を持ち歩き食べている。

物語当初は人吉と同級生でよくつるんでいる悪友だったが、生徒会が異常(アブノーマル)と対決して以降は物語の裏側で暗躍することに。

球磨川が転校してきて以降は在籍するクラスを1年1組から1年-13組に移籍し、生徒会の面々とは時に対決し、時に助ける関係になる。

性格

性格は人吉の事を「都合のいいときだけ友達」と言うように、小悪魔的で人をからかうのを生き甲斐にしている愉快犯。誰もがめだかに好意を寄せている箱庭学園で唯一めだか嫌いを公言し、めだかからも嫌われている。

普段仲の良い人吉も危険を感じたらすぐ逃げて慌てふためく姿を楽しんでいるが、そのような扱いを受けても友達だと公言する人吉には一目置いている。

このため人吉には好意に近い感情を持っており、不知火半袖が人吉のために動いた際に「愛に見返りはいらない」と断言した程。

めだかの影武者として

化物じみた能力者が多い箱庭学園で特殊な立ち位置にいるものの不知火半袖自身の戦闘能力はかなり低い。一般生徒はおろかカブト虫にすら勝てないとは人吉談。

しかし、鬼謀の才の持ち主で表舞台から見えない部分で行動し、事態を己の望む方向に誘導する能力に長けている。数々の暗躍と謀略をもたらした不知火半袖だが、その正体は黒神めだかの予備であり影武者。

黒神めだかの行わない汚れ仕事を行う役割を持ち、暗躍や謀略が結果的に最善の結果に落ち着いたのは彼女の尽力があってこそのもの。黒神めだかが不知火半袖を嫌っていたのも自分と真逆であり、自分にできない事をしでかす存在と見抜いていたためだった。

黒神めだかが生徒会長から解放され、成長したのを見届け自分の役割が終わった後は学園を去り、故郷である不知火の里に戻る事になる。

不知火一族としての役割

彼女のもう一つの役割である時代の獅子目言彦になる役割を果たそうとするため球磨川の大嘘憑き(オールフィクション)で学園の生徒たちの記憶を奪うものの、記憶を取り戻した善吉、めだか等に阻止された。

激戦の果てに獅子目言彦を倒した際は自由の身となり、自分の意志で学園に戻る。学園に戻った際は、めだかとも友達になり学園生活を満喫している。

過負荷(マイナス)

正喰者(リアルイーター)

スキルを喰い改めると言う能力で、本人の個性を塗りつぶし全く別の個性を植え付ける最悪の能力とされる。この能力により不知火半袖は日之影空洞と人吉善吉の能力を作り変えている。

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