鶴御崎山海は二年十三組在籍の「十三組の十三人(サーティーンパーティー)」の一人、験体名は「占領役者(スターマスター)」。「十三組の十三人」の中でも別格の異端児と言われる「裏の六人(プラスシックス)」の一人。
「裏の六人」は誰一人としてまともに制服を着ていないが、鶴御崎山海もその例に漏れず高級そうなスーツを身に着けた紳士然とした姿をしている。
制服さえ着ていないものの一見まともな格好だが実はサイボーグであり体の半分は機械、「裏の六人」の中では唯一本物の人外。
チーム負け犬との激闘
初登場は「フラスコ計画」阻止のため地下施設に足を踏み入れた生徒会とチーム負け犬の前に敵として立ち塞がった。
「裏の六人」の中でも上峰と並んで特に選民思想が強く、黒神に関しては当初は無関係を決め込むつもりだったらしいが地下施設に侵入した普通を駆逐するため駆けつけた。
地下施設最下層への直通通路であるエレベータに待ち伏せし、チーム負け犬の面々と激戦を繰り広げたが球磨川の乱入によってチーム負け犬共々完膚なきまで叩きのめされている。
古賀いたみとの関係
十三組の中ではサイボーグという立ち位置から改造人間である古賀いたみを一方的にライバル視している。古賀にとっては迷惑らしくまともな身体能力では古賀が優れているが何でも溶かす能力を怖がっている。
生徒会戦挙の会長選においては黒神めだかの応援に駆けつけ、他のみんなと共に「お前を倒すのはこの俺だ」とめだかに発破をかけた。
異常性(アブノーマル)
鶴御崎山海の特殊能力は他の面々と違い生まれついて身に着けている能力ではなく、肉体に搭載されたサイボーグとしての機能。チーム負け犬との戦いでは指先を高熱化し雲仙冥加の鉄球を溶かし穴を開けている。
名瀬曰く彼等の能力は異常性(アブノーマル)の中でも異質で、球磨川等、過負荷(マイナス)の能力を見た後は、彼等の能力は過負荷(マイナス)寄りと分析している。