鶴喰鳩(つるばみ はと)

鶴喰鳩は黒神家に7つ存在している分家の内の1つである鶴喰家の元当主であり、7人もの妻がいる黒神舵樹の妻の内の1人である。黒神めだかを生んだ実の母親であり、めだかにもう一人の父親として慕われた鶴喰梟の姉でもある。

めだかを出産したと同時にこの世を去っており、弟である鶴喰梟より依存されていたために梟は鶴喰鳩そっくりである黒神めだかを姉のように愛を注いだ。

仕事熱心で介護の職に就いていたのだが自身を滅ぼす勢いで仕事をしていた。そのため周囲からは「白衣の悪魔」と称され「苛烈がナース服を着て歩いている人だった」と恐れられていた。出産後に死亡したのを知っている者から言わせてみれば、ほぼ間違いなく過労死が原因らしい。

鶴喰鳩の闇

ここまでを見ると極端なまでの利他主義と自己犠牲を持った性格で「白衣の悪魔」と呼ぶには疑問が残るが、彼女は同僚に対しても同じレベルで意識の高さを求めており、患者に対してもリハビリをすることを強要したりしていた。

リハビリを強要された患者は辛さに耐えられず病院を抜け出したが、その報告を聞いた彼女は「よかった、一人で歩けたんだ」と発言しており自分のスパルタがそれほど患者にとって酷なものであったことは認識していない。

このような性格から患者を救うことだけの目的のために病院一つを潰したこともある。この人に対する献身的な性格や自身の裏に存在する闇は、娘であるめだかを連想できるところがある。余談ではあるが結婚騒動の際に分家を欲しがっていたのは彼女の血統である。

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