負完全は完全なまでに不完全な人間、球磨川禊の通称名。転校生で箱庭学園3年−13組に所属しているが、めだかと和解してからは氏指名を受け第99代副生徒会長に就任する。
4歳にして異常を研究する箱庭総合病院で診察を受け、担当医に「明らかに異常以上の、それ以下の何か」と診断されるなど、その特異性は幼少期からのものらしい。
その後は転校する先々の学校を潰しており、箱庭学園転入前の水槽学園も、球磨川禊がわずか1か月で廃校においこんだ。中学はめだか達と同じ箱舟中学校を出ている。
『』が付いている発言は、“格好(括弧)つけているから”で、それにより言葉の真意が見えなくなる。
能力
「大嘘憑き(オールフィクション)」「却本作り(ブックメーカー)」「劣化大嘘憑き(マイナスオールフィクション)」「安心大嘘憑き(エイプリルフィクション)」「虚数大嘘憑き(ノンフィクション)」といった、過負荷のスキルと巨大な螺子を武器として使う。
十三組の十三人(サーティーンパーティー)のうち裏の六人(プラスシックス)をたった1人で壊滅させ、全能の安心院なじみを3年間もの間 封印するほどの強力なスキルの使い手。
そのためどこが不完全なのかとツッコむ読者も少なくない。
惚れっぽさ
途中、新たに追加された性格として、「とても女の子に惚れっぽい」というのがある。 実際、作中で球磨川禊が好きになった描写がなされているのは安心院・めだか・瞳・もがな・財部・大刀洗と、作中では圧倒的に多い。
第2回人気投票ではめだかに4倍近い投票差をつけ、ぶっちぎりで1位となるほどの大人気キャラクターとなった。
「裸エプロン同盟」を創立するなど、エロ煩悩を全開にすることも多い。「負完全」の他にも「裸エプロン先輩」「手ブラジーンズ先輩」と言った通称名も持っている。