行橋未造(ゆくはし みぞう)

三年十三組在籍の「十三組の十三人(サーティーンパーティー)」の一人、験体名は「狭き門(ラビットラビリンス)」。仮面を被った白髪の生徒で、身長が子供程度しかなく名瀬や古賀と言った女子よりも低い身長。

性別が不明で、仮面を外した姿も中性的な姿であるため最後まで彼なのか彼女なのか判明しなかった。行橋未造は都城王土とペアで行動することが多く、能力的にも性格的にも都城王土とは相性が良い。

持っている異常性は「受信」で人の思考や機械などが使っている信号を無意識下で受信してしまう。このためテレパシー能力のように人の思考を読むことができ、また能力を応用して機械と会話することもできる。

戦闘能力

「受信」の能力はあくまで受け身なため戦闘能力は皆無。それどころか相手の痛みやストレスすら「受信」の能力で共有してしまうため基本的に戦闘には向いていない。

「受信」の能力は一方的に聞く一方通行的なもので本人には制御できないため普段は能力を防ぐ仮面をつけて生活している。また「受信」の能力の所為か人に影響されやすい性格で、喜界島もがなとの対決では危うく説得されかかったとの事。

能力の応用

また「受信」能力を活かした変装能力も持っており、自分より大きいめだかに変装し見た目だけなら人吉すら騙し切っている。ただし演技の能力はないらしくあっさりボロを出して変装がバレている。

行橋未造は「受信」の所為で日常生活すら困難だったが都城王土との出会いで自分の能力は彼のためにあると悟った。以降、彼と共に歩むことを自分の目的と定め一緒に行動している。

「フラスコ計画」阻止後も他の十三組の面々が残っているにも関わらず行橋未造は都城王土と共に学園を去った。

異常性(アブノーマル)

受信感度

脳髄・神経の活動時に流れる電気信号の体外に漏れ出た電磁波を皮膚で受信することで人の思考を読む。また、機械などが使っている信号をも受信し無意識下で受信し機械と会話することもできる。

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