蝶ヶ崎蛾々丸は二年-十三組に転校してきた過負荷(マイナス)の男子生徒。執事が着るような燕尾服を身にまといモノクルを掛けた理知的な青年で、-十三組の中では志布志や江迎に比べ比較的落ち着いた雰囲気を放っている。
しかしその本性は凶暴で高圧的で偉そうな奴は何をされてもしょうがない、と球磨川のエリート抹殺に加担する。また、普段は落ち着いているものの-十三組の新入りの不知火半袖が何となく気に入らないという理由で志布志と共に暴力を振るっている。
蝶ヶ崎蛾々丸が幼少期から志布志飛沫と一緒にいるのはお互い相手を危険と認識していて「死にたくないから」らしい。
被害妄想
蝶ヶ崎蛾々丸の被害妄想は球磨川のちょっとした挑発に我を忘れる程怒りを覚え、人格や口調が変わる程豹変し球磨川に襲い掛かっている点からも見て取れる。
ほとんど二重人格のようなもので切れた際には見た目の印象も随分変わり、目つきが鋭くなり髪をオールバックにし、口調も荒々しいものになっている。
狂犬落とし
生徒会戦挙においては副会長戦において日之影空洞と対決する。鉄骨の上から相手を落とせば勝利というルールで最初から最後まで自分から攻撃を加える事なく戦った。
最終的には日之影空洞に自身の能力の弱点、他者のダメージは移せない事を見抜かれ鉄塔を自分事倒すと言う日之影の策にはまり負けた。
過負荷(マイナス)
不慮の事故(エンカウンター)
あらゆる肉体的、精神的ダメージを他者に押し付ける過負荷で、自分の被る不幸を全て他人に移す能力。幼少期から全ての痛みを他人に押し付けて生活していたたため打たれ弱く、極度の被害者妄想を抱くようになってしまった。
また、嫌な事を全て他人に押し付けた結果、周囲から人がいなくなってしまった。