糸島軍規は三年十三組在籍の「十三組の十三人(サーティーンパーティー)」の一人、験体名は「死番虫(デスウォッチ)」。胸襟の開いたワイルドな風貌で、仲間のピンチは見過ごせない仲間想いの性格。
「十三組の十三人」の中では別格の異端児と言われる「裏の六人(プラスシックス)」の一人で、その「裏の六人」の中でも百町と並んで格の違う雰囲気を出すリーダー格。
チーム負け犬との激闘
糸島軍規の初登場はめだかを助ける為追いかけている生徒会とチーム負け犬の前に敵として立ち塞がった。黒神に関しては当初は無関係を決め込むつもりだったらしいが理事長に頼まれて「フラスコ計画」に協力するために駆けつけた。
地下施設最下層への直通通路であるエレベータに待ち伏せし、チーム負け犬の面々と激戦を繰り広げた。球磨川の乱入によってチーム負け犬共々完膚なきまで叩きのめされており、戦闘シーンすらなく退場させられた。
生徒会戦挙の会長選においては黒神めだかの応援に駆けつけている。この戦いは自分たち十三組も守るものだと指摘し、他のみんなと共に「お前を倒すのはこの俺だ」とめだかに発破をかけた。
異常性(アブノーマル)
糸島軍規は鍋島と雲仙が警戒するほど強力な能力を持っているらしいが、作中では終ぞ披露する機会がなかった一人。余談だがめだかボックスのアニメ2期では申し訳程度に糸島軍規の戦闘シーンが追加されたもののやはり能力の詳細は分からなかった。
名瀬曰く彼等の能力は異質で、球磨川等、過負荷(マイナス)の能力を見た後は、彼等の能力は過負荷寄りと分析している。