百町破魔矢(ひゃくちょう はまや)

百町破魔矢は二年十三組在籍の「十三組の十三人(サーティーンパーティー)」の一人、験体名は「初恋(ラヴ)」。「十三組の十三人」の中では別格の異端児と言われる「裏の六人(プラスシックス)」の一人で、その「裏の六人」の中でも糸島と並んで格の違う雰囲気を出すリーダー格。

「裏の六人」は誰一人としてまともに制服を着ていないが、百町破魔矢もその例に漏れずコートにマフラーと冬服の出で立ちで眼鏡を掛けた青年だ。

チーム負け犬との激闘

百町破魔矢の初登場は「フラスコ計画」阻止のため地下施設に足を踏み入れた生徒会とチーム負け犬の前に敵として立ち塞がった。

黒神に関しては当初は無関係を決め込むつもりだったらしいが理事長に頼まれて都城王土に恩を売るため駆けつけた。地下施設最下層への直通通路であるエレベータに待ち伏せし、チーム負け犬の面々と激戦を繰り広げた。

球磨川の乱入によってチーム負け犬共々完膚なきまで叩きのめされており、何らかの武器を携えていたものの戦闘シーンすらなく退場させられた。

車コレクション

図書委員長である十二町矢文とはいとこの関係で彼女がビブリオマニアに対して百町破魔矢はカーマニアだ。コレクター同士通じ合うものがあるのか仲は良いらしい。

学園の地下駐車場の管理人でここに駐車されている車は彼のものらしく日之影空洞と志布志飛沫の戦いで駐車場の車が破壊されたときは嘆いていた。

生徒会戦挙の会長選においては黒神めだかの応援に駆けつけ、他のみんなと共に「お前を倒すのはこの俺だ」とめだかに発破をかけた。

異常性(アブノーマル)

百町破魔矢と糸島軍規は鍋島と雲仙が警戒するほど強力な能力を持っているらしいが、作中では終ぞ披露する機会がなかった一人。

名瀬曰く彼等の能力は異質で、球磨川等、過負荷(マイナス)の能力を見た後は、彼等の能力は過負荷寄りと分析している。

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