江迎怒江(えむかえ むかえ)

一年-十三組に転校してきた過負荷(マイナス)の少女。セミロングに大きなリボンと非常にお嬢様然とした容貌を持っているが、触れたものを腐らせる「荒廃した腐花(ラフラフレシア)」と言う凶悪な過負荷(マイナス)を持っている。

性格も初対面の人間に包丁で切りかかるなど異常な性格で、思い込みも強く危険な思想を持っている。また惚れっぽい性格で初対面でぶつかった江迎怒江を助ける為に手を差し出した人吉善吉に一目惚れしている。

しかし、一目惚れした善吉に対しても仲良くしたいからと言う理由で自分の妄想を延々語り、引いた善吉に躊躇わず包丁を突き刺すなどやはり異常を通り越した過負荷。

一度他人を好きになると痛みよりも感情が優先するらしく、善吉の全力の攻撃を食らっても平然と立ち上がった。

幸せになりたい

そんな江迎怒江だが明確に幸せなお嫁さんになりたいと言うビジョンを持っている。このため幸せを望まず周囲をも自分たちと同じく不幸にすることを願う過負荷(マイナス)の中では彼女は異質な存在で、上記の常軌を逸した行動も幸せになりたいと言う欲求の裏返しと言える。

その事に気付いた善吉は江迎怒江を救うため単身、彼女と対話し手を取ることで友達となった。生徒会戦挙の会計戦では球磨川と善吉を救うため爆弾を抱え込み大怪我を負うがめだかたち生徒会メンバーと和解した。

その後、めだかと善吉の対決では善吉の力になるために駆けつけており、善吉がめだかに恋心を抱いているのを自覚した際には恋について諭している。

過負荷(マイナス)

荒廃した腐花(ラフラフレシア)

有機物、無機物問わず発動し、人の体はもちろん服や建造物、果ては空気すら腐らせることが出来る。また、土を腐らせ植物の成長を促進することで植物を自在に操ることもでき、最終的には巨人のような植物「千年杉」を操っている。

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