安心大嘘憑き(エイプリルフィクション)は球磨川禊≪箱庭学園第99代生徒会副会長の持つスキルの一つ。第174箱での不知火半袖とのバトルの中に初登場した。なお、発動の際には球磨川禊が『安心大嘘憑き(エイプリルフィクション)!!!!!!』と「!」を6つも重ねて発言している。
獅子目言彦とのバトルで故人となった安心院なじみからの二つの遺産のひとつとして再びその手に渡った『手のひら孵し(ハンドレッド・ガントレット)』を使って劣化を止めた『大嘘憑き』に、もう一つの遺産である発動してから三分間の間自らが持つ他のスキルの一切を使用不能にするスキル『実力勝負(アンスキルド)』を組み合わせてできたスキル。
大嘘憑き(オールフィクション)との違い
『実力勝負(アンスキルド)』を組み合わせたことにより、「なかったこと」にした現実が3分で元通りになるスキルとなった。「なかったことを”なかったこと”にする」ことが可能。つまり、「大嘘憑き(オールフィクション)」の唯一の使い勝手の悪さであった、一度なかったことにしたことは、二度と元に戻せないという、一回切り設定のリミッターを解除することができるようになった。
これによって「なかったこと」にした現実が3分で元通りになるスキルとなったため「大嘘憑き」は取り返しがつくスキルになったと言える。この性能から、主に駆け引きに使われる。安心大嘘憑き(エイプリルフィクション)を合成した後は、球磨川禊の螺子がすべて、先端をつぶしたような形になった。