めだかボックスには常軌を逸した超人的能力異常性(アブノーマル)をはじめ取り返しのつかないスキル過負荷(マイナス)、そして言葉を自在にあやつる言葉(スタイル)が登場する。この記事ではその中で最強ランキングを筆者の独断と偏見で決めてみた。
前提条件
めだかボックスに登場するスキルの数は、設定だけで言えば安心院なじみだけで1京2858兆0519億6763万3865個という天文学的な数にのぼる。
しかしその中のほとんどは名前すら登場していないため、今回は少なくとも名前と概要がわかっているもので比較することになる。
とはいえめだかボックスは一部ではツッコミ不要のシュールギャグ漫画とも言われており、そもそもスキルにも矛盾が多く生じている。それらを踏まえたうえで、作中活躍を見せたスキルのみに絞って最強スキルトップ5を決めてみた。
第5位.大嘘憑き(オールフィクション)
現実(すべて)を虚構(なかったこと)にする球磨川禊の過負荷(マイナス)。相手がどんなに強力なスキルを持っていようとも、その人物の存在自体を「なかったこと」にしてしまえばいい。
この時点で十分最強クラスだが、調べてみたところそれすら凌駕するスキルが発見されたため、筆者としても意外な第5位に落ち着いてしまった。
第4位.時感作用(タイムバニー)
安心院さんの持つ、時を操るスキル。相手がどんなスキルを持っていようとも、はたまたどんな身体能力を持っていようともその人物が生まれたばかりの頃や、生まれる前にその存在を潰してしまえばいい。
しかしこんなスキルを持っていながらなぜ言彦に敗れてしまったのだろうか…。
第3位.過身様ごっこ(スペックオーバー)
神になるスキル。めだかボックスの世界観で「神」がどの程度の力を持つのかは明確ではないが、少なくともその辺の生物にどうこうできるようなレベルではないだろう。
第2位.無様な背比べ(ユーモアコントアスト)
安心院さんのラスボス系スキルの一つ。敵より強いスキル。敵より強いのだから敵が現実をなかったことにしようが時を止めようが関係ない。敵より強いのだから。
第1位.昨日の敵は今日の奴隷(フレンドリーワールド)
敵を味方にするスキル。どんなに強い敵であれ、味方にしてしまえるのならむしろ頼もしい限りである。敵が敵でなくなるのだから文字通り無敵と言っていいだろう。
ランキングを作成してみて
TOP5のうち1位~4位までが安心院さんのスキルで埋め尽くされてしまった。当初はめだかの完成(ジエンド)や蝶ヶ崎蛾々丸の不慮の事故(エンカウンター)が何位に来るか…などと考えていたのだが、入り込む余地もなかったのには驚きだった。
もちろん、これは筆者の勝手な判断でランキングした結果なので、読者の方々の意見とは必ずしも一致しないだろう。異論がある方は筆者の戯言だと思って、冷めた目で温かく見逃してほしい。