黒神めだかの真骨頂については「目安箱編」にて人吉善吉が紹介している。そのため、めだかボックス初期の要素が強い。
其の壱「上から目線性善説」
上級生であっても、上から目線で自分から正しい事を言おうとする。
悪行は悪として咎めるが、「本人が悪いのではなく、何らかの理由があるはず」と勝手に断定し、実力行使で更生させようとする性質。
其の弐「ツンデレ」
普段は古風かつ男まさりな口調だが、デレると一転して乙女じみた口調になる性質。
善吉に対してはいつも厳しいが、善吉が役に立つとデレる。「十三組の十三人編」以降はあまりみられない。
其の三「行き過ぎ愛情表現」
とにかく人間が好きで全人類を自分の家族だと思っており、女子に対してでもキスをしてしまうのだ。こちらも「十三組の十三人編」以降はあまりみられない。
其の四「乱神モード」
怒りに任せ暴力に訴える暴走状態での戦闘能力強化モード。
このモードに入ると「性善説」が引っ込み、制限せず思い切り戦闘行動を取る。
校舎が破壊されるどころではない。善吉らが止めることによって一応制御はできる。
また自然治癒スピードも気休め程度には上がるらしい。
第19箱で初登場し、雲仙冥利風紀委員長≪2年13組の男子生徒。≫の所業に対し、「私は貴様を許さない!!」と乱神モードを発動させるが、その時のパワーで校舎が引きずられたほどの威力。
総括
と、人吉善吉の挙げた、黒神めだかの真骨頂を見る限りでは「生意気で、扱いづらく、腐女子なキレキャラ」のような内容とはなっているが、これも幼馴染の人吉善吉だからこそ言えるものであろう。
作中の黒髪めだかは、正義感が強く、どちらかというとクールで素直な性格とも見える。みんなに好かれ、第98代生徒会戦では入学したてにも関わらず98%の支持率を集めた。
そして、とにかく強いのは言うまでもない。真骨頂とは≪それの真の姿。本来の姿。≫を意味しているが、特に「十三組の十三人編」以降ではバトルヒロインキャラになり、黒髪めだかの真骨頂はシリアスシーンではあてはまらなくなる。
改神モード
其の四の『乱神モード』は、後に都城王土≪「13組の13人編」のラスボスであり地下13階の住人。≫の異常性「人心支配」≪手指から電磁波を発することで対象に干渉し、電磁波を感知出来るものであれば何であれ意のままに操ることが出来る。≫をめだかの異常である「完成(ジエンド)」で取り込み「自分自身を支配する」ことで自力で制御可能な『改神モード』になった。