完成(ジ エンド)は黒神めだかの持つ異常性(アブノーマル)。見たり聞いたりするだけ、又聞きしただけで技能・能力を己のものとして習得することが可能で、このスキルにより後天的に他人の才能・技能を自在に使いこなし、さらにその上をいくように能力を完成させることができる。
めだかは剣道・書道などの比較的一般的なものに始まり、生まれつきが係わっているであろう異常(アブノーマル)も軽々と習得した。しかもこの手の能力にありがちな「能力の劣化」が無いどころか、「本来の持ち主より完成させた形で」行使している。
一時、『過負荷(マイナス)』相手では使う意味がなく(自分が「相手より壊れる」)、認識不能の「異常性」には発動しないなど絶対勝利の能力ではないとして、過負荷(マイナス)は無理だと言われていたが、過負荷相手でも問題なく戦える戦闘モード『廃神モード』を習得し、過負荷・異常性の区別なく「完成」させられるようになった。
作中における完成(ジ エンド)の役割
なんと、安心院なじみが持つ約1京個のスキルのうち、知る限りのスキルは「完成」させたらしい。基礎能力の高さだけでなくこのスキルを持ち合わせていることで、めだかはトップクラスのチートキャラとなっている。
完成(ジ エンド)の名称が初登場したのは第54箱のことであったが、物語初期、めだかは人の後ろで真似をしているシーンが見受けられる。これは、完成(ジ エンド)を紹介するまでの伏線だったのだろう。