五本の病爪(ファイブ・フォーカス)は赤 青黄(あか あおき)が使用する、極めてレアな広域殲滅型の能力。安心院から借り受けた一京分の一のスキルである。安心院から任されている使命は箱庭学園から死人出さない事。ちなみに過去に一度だけ死亡者が出たことがあったらしい。
第104箱で初登場し、右手の異常な長さまで伸ばした禍々しい爪で引っ掻いた相手の病気を操る能力。作中では夏風邪、貧血、インフルエンザまでを自在に治癒、感染させている。その気になれば、癌や心臓病まで操れるようだ。
どんな病気だろうと自在に選ぶことが可能。 病気にさせた相手を治すことが可能のことはもちろん、持病も治せる。相手の体調を知っていなくても、細かい傷や不具合の治癒が可能である。治す分には切り傷や打撲、骨折なんかも応用できちんと治すことができるが、心の傷や精神的な病は治せない。
周りからは “治療と呪病の両面スキル”と呼ばれ、どちらかというとマイナスのスキルと評されている。ちなみに、長さが約50cmの爪は出し入れ自由であり、よほど瀕死の状態でない限り、『五本の病爪(ファイブ・フォーカス)』は使わず、引っ込めている。
国一つを滅ぼせるほどの強力な能力であり、赤 青黄が幼稚園の頃に貸し出しているためもう完全に使いこなせているらしい。五本の病爪(ファイブ・フォーカス)の名前ネタとしては五本は咳をしたときの「ゴホン」から、「病爪」→「病巣」。